もしもDVを受けてると感じたら?友人に相談されたらどうしたらいい?

1.DVを受けているのではと感じたら
配偶者や交際相手のことを「怖い」と感じ、不安や自信の無さを感じた時は、ひとりで悩まないで、必ず誰かに相談してください。
信頼できる人、秘密を守ってくれる人はまわりにいませんか。
身近な人には知られたくない、恥ずかしいと言う場合は、匿名で相談できるところもたくさんあります。
「話したって何も変わらない、私にも悪いところがあるし、彼のことやっぱり好きだし、 優しいところもあるし…」

など迷う気持ちがあって当たり前です。 恥ずかしいと思うのもみんな一緒です。
でも、誰かに話すことで、自分の本当の気持ちがどこにあるのか気づくことができます。

相手のどこが好きなのか、嫌なのか、これからも相手とやっていくのか、内心は別れたいと思っているのか、

そういういろいろなことが、人に話を聞いてもらう中で、 自分にもわかってくることが多いのです。
ですから、まず、話してみてください。 そのあとのことは、考えながら決めればいいことです。

それが、被害をこれ以上大きくしないためにも必要なことです。

 

2.身近な友人から相談されたら
友人がDVの被害にあっている時には、あなたにもできることがあるかもしれません。

その時に大事なのは、決して、被害にあった人を責めないということです。

どんな理由があれ、人は、決して暴力を受けてはいけないのです。
「被害を受けたほうが悪いのではない。暴力は加害者が選んだ行為なのだから」とはっきり伝えてあげることが大事です。

なぜなら、DVで悩む人は、暴力を受けるのは自分が悪いせいだと、自分を責めている人がとても多いからです。

「お前が悪いから、おれはこうするんだ」といって、暴力を振るう人が多いために、 被害者の方が、いつも自分が悪いような

気持ちになってしまうのです。
とても信じられないような暴力や、ひどいできごとについて話を聞くと、 「えー、ほんとに?」と疑いたくなることも

あるかもしれません。 あまりに混乱して、しどろもどろの話しかできなかったり、 逆に、他人事のように冷静に淡々と話すので、

聞くほうがびっくりすることもあります。 でも、どんなときでも落ち着いて、友人のいうことを信じてゆっくり聞いてください。
相手の話を聞いているうちに、「何でそんなことしたの」「 なんでそんなヤツと付き合ったの」とか、相手をつい非難したくなるのも

よくあることですが、 そこをぐっと抑えてひたすら聞いてください。 これは意外に難しいことです。でも、それが一番必要なことです。
話を聞いて、自分には重すぎる相談だと思ったら、 信頼できる人や、デートDVの場合には学校のカウンセラーなどに、相談することを

すすめましょう。
相談機関もいろいろとあります。 名前をいわずに相談できるところも多いので、相談機関があることを教えてあげるのも、

とても役に立ちます。
せっかく相談にのってあげても、 いつも相手のことを愚痴るばかりでなかなか別れないと、 腹が立つこともあるし、

いらいらすることもあるかもしれません。 でも話したいときにはいつでも聞くよ、困ったら電話してね、 という言葉で

その友人とつながっていてください。 そうでないと、話しても無駄だからと、誰にも話さないまま、被害が深刻になることもあります。
また、当たり前のことですが、聞いたことを無責任に他人にしゃべったりし絶対にしないでください。

ただし、あなた自身が心配でたまらないときは、 信頼できる人や相談機関に、友人のことだけどと断って相談するのもいいでしょう。


長い間DVに被害にあっていると、心や体に病気が出てくることもあります。 胃がおかしくなったリ、頭痛がしたり、

うつ病のような心の病気になることもあります。 身体暴力を受けていた場合、骨折や打撲、火傷といった体の傷があることも多いです。

性的な暴力があると、性感染症や妊娠への対応、場合によっては人工妊娠中絶が必要な場合など、医療のケアが必要な場合もあります。

きちんとした相談が、とても大切だということを覚えておいてください。